SIBUSAWA×御施主様のこだわりPoint

外観はシンプルモダンをベースに、ブラックを重い印象にならぬよう差し色程度に。しかし、全体のバランスをしっかり考えた差し色の配分が、実は完成度に影響するPOINTでもある。また、見る角度や方位によって様々な外観デザインの表情が伺える立地のため、SIBUSAWA–STYLEの真骨頂である方位によって別々なデザインを感じるが、それでも"ツギハギ"デザインになることはなく、バランス良くセンス良く"カタチ"にすることを今回も表現した外観となった。

室内は、外観の印象そのままにシンプルモダンをベースにホテルライク感のラグジュアリー空間に。リビングは床を二段下げ、大空間なLDKに空間の変化とゾーン分けをもたらし、空間の遊び心と落ち着きを感じるリビングに仕上げた。また、鏡面な床材と壁面のタイルともコーデを合わせ、そこにマットなリブの石張りとブラックカラー、間接照明などが白く単調に感じることがないようにしっかりデザインコーデされたシンプル空間に仕上げた。サイドボードも収納と飾り棚の２WAY使いやその壁面に絵などを飾ることも考えながら、ボード・壁面・照明などのデザインコーデを行った。住まう方々が空間を飾り立てることを意識し、SIBUSAWA–STYLEレベルの若干な未完成もプロとしての腕の見せ所でもある。

ダイニングはリビングと同様に空間カラーや素材のコーデをし、造作性や見せ方などをしっかりデザインコーデを行った空間に。ただ白い空間にダイニングセットが置かれているのではなく、色味を変えたらしっかりデザイン空間になることをシンプルカラーで表現した"SIBUSAWA–STYLE"のシンプルモダンな考えであり、だからこそクリエイターたちもデザインや設計の制作に対する熱量が湧き出る。オーナー様のご要望とクリエイターたちのセンスと経験が融合したダイニング空間となった。空間の熱効率を意識し、リビング階段ではないが、壁を隔て、オブジェのように見せるところも大きなPOINTである。

２WAY動線のペットスペース、玄関ホールからシンプルな動線とLDK内での家族との繋がる生活を意識した動線。見守る視野動線などを基本とし、SIBUSAWA–STYLEらしいデザインされたウォールやアイアンなど"ただスペースを設ける"だけでなく"オブジェ"的存在にもなる囲いスペースに。また、ペットだけでなくテラスカフェスペースにも使えるスペースをダイニングとリビングの中央に設けた。SIBUSAWA–STYLEらしいペットスペースが完成した。

シンプルにスマートに・さりげなく・オシャレに・効率的に・SIBUSAWA–STYLEらしいデザインと暮らしやすさの融合を今回も存分に発揮した"本当の家事楽動線"をカタチにした。

２Fに上がり、ホールには奥様の素敵なセンスが光る家具のような洗面が…そこを中央に左右洋室が設けられ、広々バルコニーを回して家族が繋がる設計に。ベッドスペース&デスクスペースは息子様のお部屋。まるでホテルのようなコンパクトラグジュアリーな一室となった。息子様のご要望（オシャレでカッコいい部屋にしたい！）勉強と美的感覚を培う空間となった。床がウォールナットのベッドルームはシンプルにシック空間なベッドルーム。石張りのウォールが安らぎを与え、心地良い睡眠に導く…